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霊山歴史館(りょうぜんれきしかん)は、
龍馬たち幕末の志士のお墓がある、
京都霊山護国神社(きょうとりょうぜんごこくじんじゃ)のすぐそばに
建っています。
この霊山歴史館は、昭和45(1970)年に建てられたもので、
全国ではじめて幕末・明治維新の時期の歴史専門の博物館なんです。
龍馬ら勤王倒幕派の志士たち遺品はもちろんのこと、
新選組など幕府側の資料も展示されているので、
倒幕派・佐幕派両方の視点から幕末を見ることができるんですね。
ただ、龍馬好きの私としては、
個人的には新選組のものがたくさん展示されているのは、
ちょっといい気持ちがしないというか…^^;
あくまで個人的にですが、
倒幕派をメインに展示してある方がうれしいですよねえ。。。
霊山歴史館の入口では、来館記念のスタンプがありましたよ。
なんだか、子供の頃に戻った気分で、
4つあったスタンプを全部押して、記念に持って帰ってきました^^
私が霊山歴史館に行ったときは、
「龍馬、高杉、武市… 日本を変えた男たち」
というタイトルの特別展をしていました。
龍馬や中岡慎太郎(なかおかしんたろう)の手紙や、
武市半平太(たけちはんぺいた)の自画像、
吉村寅太郎(よしむらとらたろう)が土佐藩の脱藩前夜に
詠んだ詩や高杉晋作(たかすぎしんさく)が愛用した銅盆など
が展示されていて、歴史上の人物というだけでなく、
「これは、小説じゃなくて現実だったんだ!」
「京都で日本を変えるために会合を重ねたんだ!」
「命をかけて京都で戦をしていたんだ!」
と、とても現実感を感じました^^
今回初公開の出品物も多数あったり、
印刷物でしか見たことがなかったけど、
本物が見れたりとほんとに感動!
歴史館の内部は、写真禁止なんですが、
出口の近くには撮影スペースが設けられていましたよ^^
新選組のはっぴを着て記念写真が写せるというもの。
新選組っていうのが、
「なんだかなあ…」
とは思いましたが、ミーハーな私は、
ちゃっかり主人に写真を撮ってもらいました^^;
たぶん撮影時の背景用にということだと思うんですが、
数種類のスクリーン映像が映されていました。
上の2つは、龍馬が寺田屋で捕吏に襲われた際に
隠れた材木小屋の内部と殺害された近江屋の部屋の映像です。
当たり前ですが、白黒の映像が時代を感じますよね^^
とはいっても、事件当時ではなく、
後日写真を撮りに行ったものなんでしょうけど。
この2枚も撮影スペースでうつしたスクリーン映像です。
1枚は長州藩士が新選組に襲われた池田屋事件の舞台、
池田屋の内部と新選組の土方歳三(ひじかたとしぞう)、
大政奉還の舞台、当時の二条城と徳川慶喜(とくがわよしのぶ)ですね。
こちらは、幕府側が主体の映像ですねえ。
霊山歴史館の入口のすぐそばに、灯篭がありました。
なんでも、木戸孝允(桂小五郎)(きどたかよし(かつらこごろう))が
明治時代に東京駒込の染井別邸にあった春日灯篭を
移設したものだそうで、当時特注品でつくられたものだそうですよ。
そして、写真の左上にある梅の木は、薩摩の紅梅です。
旧薩摩藩のものではないとは思いますが、
長州藩士だった木戸孝允の灯篭と薩摩ゆかりの紅梅が、
幕末から明治維新を象徴している気がするのは私だけ?
ちょっとこじつけですかね(笑)
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